連続テレビ小説「純と愛」129話「あいのために」ネタバレ

剛『ハハ 参ったな! お姉のホテルが出来たらさ 一緒にさアートで埋め尽くしてやるから待ってろよ! さあ 行くぜみんな! ドア オープン! よっしゃあ 行くぜ うぇーい!」

純「良かったね お母ちゃん 剛 大阪で頑張ってるって。」

マリヤ「お母さん もう1回見ましょう!」

剛『はーい 狩野家のみんな ホテル作り頑張ってる? 俺も頑張ってるよ。 あ そうそう この前 俺のアート見た人がさ 一緒に個展やらないかって 言ってくれてさ ついに時代が俺に追いついたって感じ? ハハ…」

純「うわー ついた! すごいよ愛君。 とりあえず これで一安心だね 電気もつくようになったし 水道もとおるようになったし。」

愛「…」

純「どうしたの?」

愛「なんか ほかに必要なもの考えてたら 頭痛くなってきちゃって。」

純「え?」

愛「ああ 客室の壁紙は全部張り替えないとダメだと思うんです。 ロビーに置くイスやテーブル あと客室はベッドとか全部買い換えないと 厨房の冷蔵庫は使えるかと思ったけれども あれじゃ 絶対無理だし。」

純「あの 聞くの怖いんだけど 全部で いくらかかりそう?」

愛「最低限必要な物を揃えて 貯金はたいたとしても…。」

純「20万?」

愛「200万です。」

銀行

純 愛「失礼します。」

純「先日はお電話でどうもありがとうございました。」

「いえいえ。」

純「それで あの この件なんですけども…。」

純「なんとか 融資をお願いできないでしょうか?」

「前にもあったんだよね あなたみたいな女性が 興味本位でホテル開業して すぐやめたさね。」

愛「けっして… けっして興味本位などでは… これ読んでいただければ わかりますから。」

「大体ですね。」

純「はい。」

「あそこの建物なんですけども 幽霊が出るって噂になってるわけさ。 幽霊ですよ。」

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