連続テレビ小説「純と愛」130話「あいのために」ネタバレ

純「キンさん 1つ聞いていいですか?」

キン「うん なに?」

純「どうして お孫さんのために ジュークボックスを買おうと思ったんですか?」

キン「…」

純「ああ すみません やっぱり大丈夫です。」

キン「孫が小さい頃 事故で あの子の両親が死んで それで2人で暮らしてるんだけど 最初の頃はもう どんなに話しかけても ほとんど答えてくれなくてさ。]

キン「でも あのジュークボックスのあるホテルに行ったら あがい 孫が目を輝かして 聞いてくれたんだよ。 おばぁ どんな歌が好き? 次は何かける?って。 嬉しくて嬉しくて。」

純「それは…」

おじぃのホテルです。

回想

晴海「あれ おじぃのホテル。」

回想終了

もしかして…

サザンアイランド跡地

純「お母ちゃん! お母ちゃん。」

晴海「ああ 純。 ねえ 純。」

純「うん?」

晴海「あそこに おじぃのホテルがあったハズだけど どうなったか知らないね?」

純「覚えてない? お父ちゃんが 借金返すために売ったの リゾート開発の会社にさ。」

晴海「ああ そうだったね。」

純「結局中止になったって 聞いてたから 来たくなかったんだけどさ。」

純「私がもうちょっと 頑張っとけば よかったかもしんないね。 昔 おじぃに言われたんだよ。」

純「うん?」

晴海「私は”晴れた海”と書いて”晴海”って名前つけたって でも 私はそんな女に なれなかったね。」

純「お母ちゃん そんなことないよ。 お母ちゃんは いつも宮古の海みたいに キレイで優しいし お母ちゃんがいるだけで 家族みんなが安心して 明るい気持ちになれるんだよ。」

晴海「ありがとうね 純。」

雑貨屋平良

純「キンさん! ご心配かけましたけど ウチの母見つかったんで。 キンさん! あれ? いないな。」

純「ちょっと 待ってくださいよ なにやってるんですか?」

勝「いや…。」

純「キンさん 泥棒よ 泥棒 警察に電話して!」

勝「おい 勘違いすんなよ 俺ここの身内だから 身内!」

純「身内? 身内だったら なんで逃げるんですか? キンさん! ちょっと。」

キン「勝! はい あんた いつ帰ってきた?」

勝「だから 言ってるだろ 誤解すんなよ おばぁ ちょっと 借りようと思っただけで すぐ 返すから。」

純「ちょっと ちょっと ちょっと待ってくださいよ。 キンさん あなたが帰るの凄く楽しみにしてたんですよ。 おばぁが丈夫なウチに大切にしておかないと いつか 絶対に後悔します。 っていうか さっきから ずっと 言おうと思ってたんだけど あんた 高校ん時に付き合ってた 平良勝じゃない?」

回想

勝「君は1人でも生きていけるから。」

回想終了

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