純のホテル
純「そういえばさ 付き合ってた頃に おばぁと2人暮らしだって話ししてたんだよね。 すっかり忘れてたよ。 マヌケでしょ?」
愛「そうですね。」
雷が鳴る
純「キャア!」
愛「おお!」
純「すごっ! すごっ!」
愛「凄かったですね。 今の…。」
純「ああ 雨。」
電気が消える
愛「停電?」
純「ちょっと 電気早くつけて。」
愛「雨漏りもやらなきゃ…。」
純「ねえ 愛君。」
愛「はい?」
純「これだけじゃ 納得してもらえないかもしれないんだけど 今日思ったこと 言っていい?」
愛「なんですか?」
純「私は… おじぃの魔法の国には負けちゃうかもしれないけど お母ちゃんが 笑顔になるような ホテルを作りたい。 ごめん 今はこんなことしか言えなくて。」
愛「あ いや こちらこそ ごめんなさい。 なんか 純さんの魔法の国を 早く見たくて 焦ってたみたいです。」