国際通り
純「あ! 竹笛!」
おじぃがよく吹いてたっけ
純「あぁ!」
これ いいかも 例のプレゼントに
純「あぁ 悩むな 純 すみません これ 下さい」
剛「いらっしゃい おお!」
純「ああ! 何やってんの?」
剛「いや アルバイトだけど」
純「いやいや そうじゃなくて あんた 東京に居るんじゃなかったの」
剛「なんか 人が多すぎて やっぱ 俺には 合わないかな って?」
純「呑気なこと 言ってんじゃないよ てか あんた 金返せ どこじゃ 金!」
携帯の着信
剛「携帯 携帯 携帯鳴ってる」
純「ん?」
水野「もしもし 今どこ? プレゼント ケーキどうなったかなと 思って」
純「プレゼントは今手に入りました あとは ケーキの方も これから 手に入る予定なんで あの 安心してください」
水野「よかった じゃあ もうすぐ来れる? こっちに?」
純「車の方が ちょっと 渋滞してるみたいなんで ちょっと 遅れちゃうかも知れないんですけど 大丈夫なんで すみません」
水野「了解 よろしく」
純「あんた ちゃんと お母ちゃんに 連絡するんだよ」
剛「分かってるよ てか なんで お姉こそ 那覇に居るわけ?」
純「ん? 私は… ねえ? キャバクラとかさ そういうお店があるとこ 知ってる」
剛「え?」
道中
純「すみません あの キャバクラとか そういうお店で働いている方ですか?」
「はい そうですけど」
純「マリヤさんっていう フィリピンと日本のハーフの すっげー美人な人 知ってます?」
「あ 知ってます」
純「え? どこですか?」
「多分 あっちにある」