自宅
誠「なんか ガッカリやわ ウチの親と違って あんたと愛ちゃん なんか 良い感じやったし このまま 一生愛し合って 行くんかと思ったから」
純「いやいや ほら? 誠ちゃんのご両親だって ほら? なんか 良い感じっていうかさ…」
誠「調子いい事 言わんといてくれる? 知ってんねやろ? パパが浮気してること」
純「あ… いや… すみません」
誠「私は一生 人を好きなるのなんか 辞めよ」
純「いやいやいや そんなこと言わないでよ 誠ちゃん」
誠「ほな 帰るわ」
純「え? いやいや そんなこと 言わないで ウチ 泊まんなよ 今日 ほら もう遅いし 暗いし」
誠「部屋は 気に入ったけど 匂いがたまらんから あ ごめん 私が病気なんかも 知れへんけど」
純「ねえ 誠ちゃん あのさ あの… 今度 お兄さんから 連絡あったら どこにいるか聞いといてくれないかな?」
誠「自分でやれば? 私はメッセンジャーじゃないんやし」
あぁ メール打った瞬間 返事がこないような気がするのは なぜ?
携帯の着信
純「来た? なんだよ お母ちゃんかい…」
こっちは しつこいんだよなー あいつの方は メールを送っても 送っても あー 私は また ストーカーやってるよ
うれしいひな祭りが流れる
純「は!」
またこの歌が 頭の中を
水野「俺が昨日言ったこと 忘れないでくれるかな?」
純「え? なんでしたっけ?」
水野「俺は君が 自分の魅力を取り戻すためなら どんなことだってするから 愚痴でもなんでも 聞くし」
この人は 本当は 良い人なんじゃないか?
純「あの… だったら 今日 付き合ってもらえませんか?」