純「ここだ!」
晴海「何これ?」
純「オオサキの社長に貰ったの いつか 私が魔法の国を作った時に 飾ってほしいって。」
正「ふ~ん。 で 何て書いてあるんだ?」
純「ん 歩み寄る者には 安らぎを 去り行く者には 幸せを。」
剛「お姉 お姉。
純「ん?」
剛「宣伝用のチラシ作ったんだけどさ。」
純「おお!」
剛「どうかな?」
純「ホテル サザンアイランド リニューアルオープン いいじゃん!」
正「見して 見して 意外とセンスあんな!」
純「いいよ いいよ!」
剛「じゃあ ちょっと コピーして配ってくる!」
純「うん ありがとう!」
誠「私も行く!」
剛「え? ありがとう。」
誠「あ! ちょっと 待って。」
剛「ん?」
誠「あのさ… ごめん この前は 酷いことして。」
剛「ああ 大丈夫 大丈夫。 俺 誠ちゃんから 結婚したいって 思ってもらえるように 頑張るからさ!」
誠「前向きやん 今日は。」
剛「まあ お姉のおかげかな。」
誠「ふ~ん。」
剛「ところで 誠ちゃん もう マスクはしなくていいの?」
誠「あ うん。 宮古に来たら あんまり臭わへんの誰も。 私もなんか 素直に前向きな気持ちになれるし。」
剛「そっか!」
誠「うん。」
キスを迫ろうとする剛をひっぱたく誠
剛「うっ!」
誠「あんた 何やってんの?」
剛「いや 綺麗だから つい見とれちゃって 痛たた…。」
誠「もう 行くで!」