連続テレビ小説「純と愛」81話「あかずのま」ネタバレ

里やの前

純「はあ…。」

志道「あら あんた ここで働きだしたの?」

純「あ! このあいだの? そうなんです あのよろしくお願いします。」

志道「ああ そう あ これ私 どう? いい女でしょ?」

純「わ!」

志道「私ね この近所で琉球舞踊を教えてるのよ いつでも習いにくれば?」

純「あ そうんですか 私も 実は宮古の人間なんですよ。」

志道「え? あらそうなの?」

純「そうなんですよ。」

志道「あら そう! あそこは美人が多いので有名なのに かわいそうね あんた? あーっ寒い 寒い。」

悪かったな

「もう 一個持っていきーや!」

剛「え? やったー!」

「はい はい。 行きー もう!」

剛「ありがとう。 いつか 返しに来まーす。」

純「あの もし ホテル探してたら ウチなん…」

剛「おお! お姉! あれ? ここで働いてんの?」

純「何やってんの 剛?」

食堂

純「どうぞ。 あ 女将さん あの すみません 私の弟 なんです お金 ちゃんと取りますから。」

サト「いいの いいの 気にしなくて。」

純「すみません。」

剛「ねえ お姉さー。」

純「ん?」

剛「また しばらく 家に泊めてくんないかな?」

純「何言ってんの 無理に決まってんでしょ。 ウチ狭いんだから。 てか お母ちゃんところ泊まればいいじゃん。」

剛「やだよ お父ちゃんの顔なんか 見たくないし。」

純「ちょっと お母ちゃんのこと気になるんだよね。」

剛「なんだよ それ?」

純「なんかね お兄ちゃんから聞いたんだけど お母ちゃん最近元気ないんだって。」

剛「俺だって 忙しいの。 やっと生き甲斐見つけたんだから。」

純「あんたね 書道なんかで 本当に食べていけると思ってんの?」

剛「あー あれは もう辞めた 辞めた。」

純「また 辞めたの?」

剛「うん。 なんか 俺が本当にやりたいことに 近づいた気はするんだけど なんか まだ微妙に違う気がするんだよね 書道は。」

純「はあ…。」

剛「やっぱ 男は スポーツだよ スポーツ。」

純「あんた 昔から 運動全然ダメだったじゃん? スポーツって 何やってるわけ?」

剛「カバディ。」

純「かば?」

剛「え? 知らないのカバディ? 一時期 すごい有名だったじゃん ほら? こうやって カバディ カバディ カバディ カバディって ねえ カバディって知ってます? カバディ。」

ついていけん こいつには。

純「はあ…」

剛「お姉! あちらのキレイなお方は?」

純「あ? やめときな。 あんたなんか 絶対相手にされないから。」

剛「あ ちょっと ちょっと。 そんなこと言わないで 紹介してよ。」

純「あんた 誠ちゃんのこと まだ好きなんじゃないの?」

剛「いいよ いいよ あんな女。 俺のことフッてバカなミュージシャンと付き合ってんだからさ。」

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