連続テレビ小説「純と愛」84話「あかずのま」ネタバレ

食堂

純「ああ…。」

サト「どうしたの?」

愛「なんか 自分のやったことの あまりの酷さにへこんじゃったみたいで。」

サト「社長! 元気出しなさいよ。 あんたのチャレンジ精神嫌いじゃないよ 私。」

純「じゃあ 女将さんは どんな時に生きる希望を持ちますか?」

サト「もちろん いいドラマ見た時よ 泉ピン子が おしんを奉公に出さないようにするために凍り付く川に入って 赤ん坊を流産するシーンなんか 何回見たことか おしん! 来るんでねー!」

ダメだ 全然参考にならない

純「師匠。 師匠はどんな時に?」

志道「やだ! そんなのあんた 男に目覚めた時に決まってんじゃないの バカ!」

これもダメだ

純「あ セニョールさん」

忍「自分は ここに居るだけで いいんで…。」

純「あの チュルチュルちゃんはどんな時に 生きる希望を もったりするかな?」

羽純「皆無。」

皆無って… 全くないんすか? 若いのに…

純「はあ…。」

愛「純さん。」

純「うん?」

愛「純さんのおとうさんに電話してみたらどうでしょう?」

純「なんでよ?」

愛「なんだか 心閉ざしてる感じが似てるんです 2人とも。」

善行サイド

善行「ほら はよ 要件あったら 言え 今な 取り込んでんねん。」

純「あのさ お父ちゃんが 今まで生きる希望持ったのって どんな時?」

善行「え?」

純「いつ 人生は素晴らしいっていう風に思った?」

善行「あのな 今な仕事中で あ! 中野君ちょっと待ってて。」

善行「今な 忙しいんや そんな 話しあとや! ほんなら切るで。」

狩野家

(携帯の着信)

純「ねえ お父ちゃん やっぱなんかあった?」

晴海「さあ? 今日も いつも通り会社行ったよ。」

純「なら いいんだけどさ。 あ そうだ ねえ お母ちゃんに質問あるんだけどさ。」

晴海「ねえ 純。 ウチに引っ越してこないね?」

純「え?」

晴海「愛さんと一緒でもいいからさ。」

純「どうしたのお母ちゃん? なんかあった? もしかして 本当に体の具合でも悪いんじゃ?」

晴海「別に大丈夫さ 母親が娘に 一緒に住んでって頼むの そんなに変ね?」

純「いやいや そうじゃなくてさ いや 私もね 今ちょっと 仕事の方で ちょっとテンパってることがあってさ。 大変な…」

晴海「もういいよ!」

里や
食堂

愛「純さん どうでしたか?」

純「2人とも まともに答えてくれなかった。」

愛「はあ… なんか 僕も電話してみたんですけど ウチの家族も色々大変なことになってるみたいで。」

純「どういう意味?」

愛「なんだか 父の浮気現場を 母が目撃してしまったみたいで しかもそれが 家政婦さんだったから」

愛「この家でまでって 離婚問題に発展してるみたいで…。」

純「マジ?」

愛「しかも 妹も付き合ってた男に二股かけられてるのが分かったんですけど 別れたくないって 泣きついてるみたいで。」

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