連続テレビ小説「カーネーション」第28回「私を見て」【第5週】

あらすじ

千代(麻生祐未)たちに説得されて松坂家に向かい、ミシンを使い始めた糸子(尾野真千子)だが、善作(小林薫)の怒りが千代や妹たちに向くことを思うと心が晴れない。案の定、静子(柳生みゆ)から電話がかかってくるが、何と善作がミシンを買ってきたという知らせだった。飛ぶように糸子は帰る。勘助(尾上寛之)まで手伝い、正月であることも忘れて、一同は制服づくりに励む。善作が、ついに糸子の洋服づくりを認めたのだった。

28ネタバレ

小原家

小原呉服店

善作「神戸なんぞ 行くな!」

糸子「どないしよう…。」

ハル「行ってこい。」

糸子「え? けど…。」

ハル「あとは うちらが なんとかする。」

千代「心配しな。」

松坂家

リビング

貞子「よう来たな~! 寒かったやろ~?」

糸子「うわ~! ごっつ ええミシン! ああ。」

貞子「さっき おじいちゃんとこの 会社の人らが 運んでくれてんで。」

糸子「はあ~!」

「失礼します。」

貞子「そこ 置いといて。 お寝間着やらは 一とおり そろえといたけど 他に 要るもんがあったら 何でも言いや?」

糸子「うん おおきに おばあちゃん。 ほな 早速 仕事さしてもらうわ!」

貞子「はあ? もう仕事するんかいな? 一緒に ココア 飲もうなあ。」

糸子「いや 急がな あかんよって!」

貞子「何や~ しょうもないな~。」

糸子「堪忍!」

清三郎「よう来たな。」

糸子「あ おじいちゃん お帰り!」

清三郎「どないや? このミシン。」

糸子「ものごっつ ええわ!」

清三郎「うん。」

糸子「おじいちゃん ほんま おおきに!」

清三郎「ハッハ そうか そうか。 もうちょっとしたらな 晩御飯やから 頑張りや。」

糸子「うん。」

ダイニング

清三郎「いや それで 慌ててな 使うてないミシンを 探しさしたんや。 いや そしたら 案外 これが 全部 使うとってな。」

貞子「え~ それで どないしたん?」

正一「しょうがないから『社長命令や』で 通したがな。『とにかく一大事やから 誰かのミシン 空けてくれ』言うてな。 ハハハハ!」

貞子「さすが おじいちゃんや!」

勇「けど ずるいわ おじいちゃん。」

清三郎「何でや?」

勇「こないだ 僕が『車 貸して』言うた時は 会社の人に 貸してもたくせに。」

清三郎「そら お前の道楽と…。」

<おじいちゃんとこの晩御飯が おいしいて 楽しければ楽しいほど うちの事が 気になりました>

清三郎「何や 糸子 元気ないん違うか?」

糸子「ううん。」

清三郎「そうか。」

貞子「仕事の事で 頭いっぱいやねんで。」

清三郎「あ そうか! アッハハハハ!」

(電話の呼び鈴)

貞子「ヘヘヘッ おじいちゃん そっくり!」

<お母ちゃん 大丈夫やろか…>

「糸子様。」

糸子「はい。」

「お妹の静子様からです。」

糸子「え…。 ちょっと すいません。」

貞子「静子やって? もうお姉ちゃんの事 恋しなったんと違う?」

(笑い声)

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク