連続テレビ小説「純と愛90話「あいがつたわる」ネタバレ

客室

正「マリヤ…さん。 すいません 聞いてますか?」

マリヤ「帰れ!」

純「大丈夫 大丈夫 大丈夫。」

正「あの 頼むから 話しだけでも聞いてくれないかな? 今までのこと 俺が全部悪かったと反省している 昨日 純達と自分のいいところ考えたんだけど 全然思い浮かばなかった。 そしたら 純が お兄ちゃんは本当は優しいんだって言ってくれて なんか自分では 全然そう思わないし。」

マリヤ「だったら 帰って。」

正「でも 純と愛君は それでもいいって言うんだよ。 大事なのは マリヤを心から愛することだって。 この世には 不完全な男と不完全な女しかいないから 正直に言うと ずっと怖かったんだ 自分に自信がないのが見抜かれるのがさ。」

正「でも気付いたんだ こんなダメな男を変えられるとしたら 世界中にマリヤしかいないって マリヤは俺を一人前の男にしてくれるために現れた天使なんだって そういうの 私の愛があなたを作り あなたの愛が私を作るって言うんだって。」

正「純から聞いたけど 俺に今出来るのは マリヤの曲がってるネックレスを直すことくらいかも知れないけど 俺頑張るからさ もう世界中の他の女のことなんか どうでもいい! この世に女は お前1人しか存在しないんだよ 俺には!」

純「結構イケてんじゃないの? お兄ちゃんのプロポーズ大作戦?」

愛「お義兄さん カッコ悪いけど カッコイイです。」

正「なあ マリヤ。 そっから出てきてくれないか? 頼む 頼む…。」

マリヤ「…」

諦めて去ろうとする正

純「ちょっと? どこ行くの?」

扉が開く

純「あ!」

正「マリヤ。」

マリヤ「ごめん… まだ信じられない。」

正「え…。」

マリヤ「今の言葉がウソじゃないって 勇気に証明して。」

正「あ! ちょっと マリヤ。」

マリヤ「勇気が泣き止んだら信じてあげる。」

正「知ってるでしょ。 勇気が俺が抱いたら絶対泣き止まないのって。」

マリヤ「それは 勇気が分かってるからじゃない? 父親が本当は愛のない男って。」

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