勇「それから庭で みんなで 遊んだじゃないか。」
糸子「勇君 何で そんなしゃべり方してんよ?」
勇「ああ ごめん。 僕 ほら 今 東京の大学にいるだろう? 友人達のが つい うつっちまってさ。」
糸子「ふ~ん。」
絹江「いらっしゃい!」
友人達「こんにちは!」
絹江「まあ 久しぶりやねえ みんな。」
坂崎「おば様も なんか ますます お元気そうで。」
正一「ハハハ! いらっしゃい!」
友人達「こんにちは!」
正一「ゆっくりしてってや。」
友人達「ありがとうございます。」
絹江「糸ちゃんも 何も遠慮せんと ゆっくりしてってちょうだいね。」
糸子「はい。 おおきに。」
リビング
糸子「ココア 飲もう。」
貞子「うん あ そうやな。」
<何ちゅうか この家の主は もう おじいちゃんらと ちゃうんやと思いました>
貞子「気ぃが済むまで ゆっくりしてったら ええんやで。」
糸子「うん。 おおきに おばあちゃん。」
貞子「うん。」
糸子「そやけど よう考えたら うち 仕事 ほったらかしやわ。 大将 相当 困ってると 思うよって 帰るわ。」
貞子「うん。 もう帰るんか?」
糸子「うん。 また来る。」
貞子「フフッ。 また おいでな。」
糸子「うん。」
<この人らは うちを守ってくれる 人らやのうて うちが守っちゃらなあかん 人らに なったんや。 ここは もう うちが 甘えられる場所やない>