連続テレビ小説「なつぞら」第57話「なつよ、絵に命を与えよ」【第10週】

あらすじ

麻子(貫地谷しほり)から理不尽な厳しい言葉をかけられたなつ(広瀬すず)。憤慨しながら帰宅して、亜矢美(山口智子)に報告する。すると、客として来ていた書店の社長である茂木(リリー・フランキー)から、麻子の言葉の裏にある、思いもよらない意図を聞かされる。作画課で拾った動画用紙を見つめるうちに、なつはあることをひらめき一心不乱に絵を描き出し…。

57話ネタバレ

東洋動画スタジオ

作画課

なつ「また お邪魔します。」

仲「おお 来たね。」

なつ「はい。」

仲「うん 遠慮せず見てってよ。」

下山「ゴミ箱から拾って 先輩の絵を どんどん模写して 自分なりに描いてみるといいよ。」

中庭

麻子「何なの? あなた。 そんな おしゃればっかり気ぃ遣って。 男 探しに来てるだけなら 目障りだから 私の前 うろちょろしないでちょうだい。」

なつ「はあ…。 何だべ 今の…。」

おでん屋・風車

1階店舗

なつ「ただいま!」

亜矢美「あっ お帰り。 あれ どうした?」

なつ「えっ?」

亜矢美「わっ 何か怒ってる? 怖いよ。 顔。」

なつ「私 怒ってますか? 怖い顔してますか? 私の顔って そんなに 何か見えますか?」

亜矢美「えっ? 何言ってんの?」

なつ「誤解されやすいんでしょうか…。 にじみ出てるなんて ありえない…。」

亜矢美「何かあったの?」

なつ「いえ なんも… すいません 大丈夫です。」

茂木「話は聞かせてもらったよ。 なっちゃん。 まあまあ 座んなさい 座んなさい ほら ほい ほい ほい…。 いいかい? 男が美人に接する時に 冷たく感じるのは 自分が どう思われているのかって 気にし過ぎるからなんだ。」

なつ「私の相手は男ではないし 私は美人でもありません。」

茂木「相手は女か…。 それじゃ おんなじことだな。 自分が 男から どう思われているか 君を通して 気になってるんだよ。 つまり 自分が誤解されたはいないか おびえているんだな。」

なつ「う~ん…。」

茂木「それと 君が美人じゃないなんて それこそが誤解だよ。」

亜矢美「社長 この子 口説いたら この店 出入り禁止!」

茂木「いや 口説いてないでしょう…。」

なつ「ありがとうございました。」

茂木「おいおい おい…。 大丈夫 かわいいぞ。」

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