連続テレビ小説「カーネーション」第75回「生きる」【第13週】

あらすじ

勝(駿河太郎)の戦死を知った糸子(尾野真千子)だが、悲しみすら実感できないまま葬式を出す。そして炎天下の消火訓練や空襲警報の合間に、疎開先の家族に自転車で食料を届けるのだった。泰蔵(須賀貴匡)の戦死や神戸の屋敷の全焼など、つらい出来事を感情を殺してやり過ごした糸子だが、だんじり小屋を訪れた時、幸せだった時代を思い、涙がこみ上げる。疎開先の空襲で子どもたちを守った糸子は「絶対に死なない」と固く誓う。

75ネタバレ

小原家

オハラ洋装店

(せみの鳴き声)

糸子「ほうか…。」

(せみの鳴き声)

木岡履物店

美代「勝さんのお骨 帰ってきたで。 おとうちゃん。」

木岡「うるさい! わしは 見ん。 もう…。 もう… うんざりじゃ!」

(せみの鳴き声)

小原家

オハラ洋装店

<とにかく 食べてへんのと 寝てへんのと 暑いんと うるさいんと>

(せみの鳴き声)

静子「姉ちゃん。」

糸子「うん?」

静子「行くで。」

糸子「うん…。」

千代「糸子… 糸子!」

(せみの鳴き声)

(千代の泣き声)

玄関前

<あっついなあ…>

僧侶「南無阿弥陀仏。 南無阿弥陀仏。」

<なんしか モノが考えられません>

岸和田商店街

(警戒警報)

木之元「止まれ 止まれ! 東は 危ない! 西や 西へ行け!」

<言われるがままに 逃げて>

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