橘家
お菓子司たちばな
杵太郎「せえでも ええ顔して笑いよったのお。 ラジオ聴きょうる時。 家のもんも 職人らも 皆…。」
金太「菓子食うようる時と おんなじ顔じゃ。」
ひさ「ありがとうございます。」
安子「ただいま。」
2人「お帰り。」
ラジオ♬『おい等は浮かれて ぽんぽこ ぽんの ぽん』
工場
杵太郎「お~ 安子。 買ったよ おじいちゃん。」
安子♬『証 証 証城寺 証城寺の庭は ツ ツ 月夜だ みんな出て 来い来い来い』
<安子は この上なく幸せな女の子でした。 Yasuko was such a happy little girl>