あらすじ
もも(土屋太鳳)に会うために吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)が上京し、吉太郎(賀来賢人)とかよ(黒木華)も駆けつけて、久しぶりに一家全員が顔を合わせる。だが、食事の間もももはどこかうつろな様子で、花子(吉高由里子)たちは心配を募らせる。兄姉たちに誘われてかよの店にやって来たももに、花子は「一緒に暮らそう」と持ちかけるが、ももは胸の内にためこんでいた気持ちを次第に花子にぶつけ始める…。
125回ネタバレ
村岡家
玄関
花子「てっ…。 もも!?」
蓮子「ももちゃん。」
<北海道に嫁いだももは 夫に先立たれ 東京へやって来ました。>
もも「ご無沙汰してます。」
居間
かよ「もも… よく来たじゃん。」
吉太郎「もも。 しばらくじゃんな。」
もも「かよ姉やん。 兄やん。」
<そして 安東家の家族全員が 本当に久しぶりに 顔をそろえました。>
花子「兄やんが すっかり 年取っちまったから もも 戸惑ってるだよ。」
吉太郎「何だと? はなだって年を取ったら。 なあ もも。」
もも「うん。」
かよ「もも。 北海道は どんなとこだったでえ?」
もも「おとうが言ってたとおりのとこ。」
吉太郎「旦那は どんな人でえ?」
もも「おとうが言ってたとおりの 働きもん。」
花子「もものご主人… 去年 病気で亡くなったそうで…。」
吉平「ほうだっただか…。」
ふじ「もも… 苦労しただね…。 ふんだけんど ももが元気でよかったよう…。 こうして また みんなで集まるこんできて 本当に本当にうれしいよ。」
吉平「ほうだな。」
花子「さあ 頂きましょう。 このごちそう 全部 ももが作ってくれただよ。」
かよ「ここんちの台所は 何でも そろってて びっくりしたら?」
吉太郎「ほれじゃ 頂きます。」
一同「頂きます。」
吉太郎「おとう。 おかあ。」
吉太郎「うん。 もも うめえな。」
かよ「うめえよ。」
かよ「うん。 うめえ。」
英治「お義兄さんも どうぞ。」