玄関前
錠一郎「ごちそうさまでした。」
和子「ああ。 よろしゅう おあがり。」
錠一郎「シャツも ありがとうございました。」
平助「かめへん かめへん。 お得意さんなんやから。」
和子「うん。 ほな るいちゃん。 そこまで送ったげ。」
るい「えっ?」
平助「そやな。 いや あっ あの…。」
(子供たちの歓声)
るい「大月さん。」
錠一郎「♬~(口笛『On the sunny side of the Street』)
るいの部屋
<お給料で レコードを買おう。 るいは そう思い立ちました。 Rui had an idea. She would use the money she had earned to buy the record>