るい「何個しましょ。」
ひなた「はあっ! モ… モ… モモケ~ン!」
剣之介「やあ。」
錠一郎「えっ?」
ひなた「あ~!」
剣之介「いつかは 回転焼きをありがとう。 あんまり おいしかったんで 日頃 世話になっている条映のスタッフに 差し入れやろうと思いましてね。 ひとまず 100個頂けますか?」
錠一郎 ひなた るい「100個!?」
剣之介「はい。」
るい「すぎ焼きます! あ…。」
ひなた「お父ちゃん!」
錠一郎「おう おう…。」
錠一郎「ああ。 あの 僕ら 先代からのモモケンファンでして。」
剣之介「ああ それは それは。 ありがとうございます。」
錠一郎「ひな之丞です。」
剣之介「アッハハハッ! いや~ しかし よりによって 何で あの駄作を…。」
錠一郎「いやいや いやいや 名作です!」
初美「あの~ もしかして… いや~! やっぱり モモケンさんやわ!」
(歓声)
初美「サイン もらえますやろか!?」
剣之介「もちろんです。」
初美「え~!」
清子「大月さん! 大月さん。 産まれるんか?」
剣之介「えっ? えっ?」
ひなた「えっ… お母ちゃん!」
るい「タクシー呼んで ジョーさん。」
錠一郎「タ タ タ… タクシー?」
ひなた「えっ えっ 大丈夫か?」
剣之介「私が送りましょう。 そこに車を待たせてありますから。」
ひなた「はあ~ モモケ~ン! ありがとうございます!」
錠一郎「ゆっくりな。 ゆっくり ゆっくり…。」
ひなた「お母ちゃん 大丈夫か?」
<その夜 るいは 男の子を出産しました。 That night, Rui gave birth to a baby boy>