連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第70話「1976-1983」【第15週】

るい「何個しましょ。」

ひなた「はあっ! モ… モ… モモケ~ン!」

剣之介「やあ。」

錠一郎「えっ?」

ひなた「あ~!」

剣之介「いつかは 回転焼きをありがとう。 あんまり おいしかったんで 日頃 世話になっている条映のスタッフに 差し入れやろうと思いましてね。 ひとまず 100個頂けますか?」

錠一郎 ひなた るい「100個!?」

剣之介「はい。」

るい「すぎ焼きます! あ…。」

ひなた「お父ちゃん!」

錠一郎「おう おう…。」

錠一郎「ああ。 あの 僕ら 先代からのモモケンファンでして。」

剣之介「ああ それは それは。 ありがとうございます。」

錠一郎「ひな之丞です。」

剣之介「アッハハハッ! いや~ しかし よりによって 何で あの駄作を…。」

錠一郎「いやいや いやいや 名作です!」

初美「あの~ もしかして… いや~! やっぱり モモケンさんやわ!」

(歓声)

初美「サイン もらえますやろか!?」

剣之介「もちろんです。」

初美「え~!」

清子「大月さん! 大月さん。 産まれるんか?」

剣之介「えっ? えっ?」

ひなた「えっ… お母ちゃん!」

るい「タクシー呼んで ジョーさん。」

錠一郎「タ タ タ… タクシー?」

ひなた「えっ えっ 大丈夫か?」

剣之介「私が送りましょう。 そこに車を待たせてありますから。」

ひなた「はあ~ モモケ~ン! ありがとうございます!」

錠一郎「ゆっくりな。 ゆっくり ゆっくり…。」

ひなた「お母ちゃん 大丈夫か?」

<その夜 るいは 男の子を出産しました。 That night, Rui gave birth to a baby boy>

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