藤浦「ミワさんに会えましたか?」
八海「ええ 受け取りました。」
藤浦「よかったです。 どうかしましたか?」
八海「いえ 別に。」
道中
回想
さくら「演じるのよ。 美羽さくらを演じきるしかない。」
越乃「ホントの自分にウソついてるようなことが あるんだったら 正直になったほうがいいよ。」
回想終了
<越乃さんの言うとおり もう 自分を偽るのは 限界なのかもしれない>
ミワ「はあ…。」
雲海「これまた 随分大きなため息だね。」
ミワ「すいません。」
雲海「このまま誘惑の道に進むべきか それとも 正しい道に戻るべきか。」
ミワ「どうしたらいいですか?」
ミワ「あっ 安くなった。」
雲海「大体 占いに来る人はね 迷ってると言いながら 答えは決まってるんだよ。 私はただ 5,000円で 気持ちよく背中を押してあげるだけ。」
ミワ「いいんですか そんなこと言って。」
雲海「はい また迷ったらおいで。」
<私は今 大きな岐路に立っている>