夜ドラ「ミワさんなりすます」(第28回)

ミワ宅

(呼び出し音)

ミワ「もしもし さくらさん?」

さくら『久保田さん どうした?』

ミワ「夜遅くに ごめんなさい。 あの… 今から うちに来れたりしますか?」

さくら『えっ 今から?』

ミワ「あっ 無理だったら全然…。 明日でもいいんですけど。」

さくら『急用なんでしょ。 行くよ。』

ミワ「ありがとうございます。 じゃあ 後で。 はい。」

<この写真は 何かの撮影の時に撮られたものか…。 書庫に落ちていたということは 神からのメッセージなのかもしれない>

(チャイム)

ミワ「えっ? 紀土くん?」

ミワ「は… 早っ!」

さくら「こんばんは。」

ミワ「えっ さくらさん どこに住んでるんですか?」

さくら「たまたまね たまたま。 たまたま近くにいたから。」

ミワ「たまたま…。」

さくら「これは どこにあったの?」

ミワ「書庫です。 多分 何かの台本に 紛れてたんだと思います。」

さくら「90年っていったら 33年前か。」

ミワ「『フライング・フィッシュ』が 公開された年です。」

さくら「ああ… あの世紀の駄作といわれている。」

ミワ「私は好きですけどね。 でも 全然ヒットしなくて それがきっかけで 八海サマ 渡米したんですよね。」

さくら「う~ん じゃあ この写真は 八海サマが いろいろ悩んでた時に 撮られたものってことか…。」

ミワ「恐らく…。」

さくら「ここに行きたいの?」

ミワ「もしかしたら 何かヒントがあるかなって。」

さくら「でもさ ここ どこ?」

ミワ「いや 分からないです。」

さくら「あっ 検索すればいいじゃん。」

ミワ「えっ?」

さくら「今はほら こういう景色も 画像で検索すればパッと出てくるでしょ。 ほら。」

ミワ「えっ すごい!」

さくら「白鷹山展望台だって。」

ミワ「白鷹って…。」

2人「八海サマのふるさと!」

ミワ「えっ すごい。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク