畑
暢子「こんなにおいしい野菜に囲まれて 幸せだね。」
優子「だけど 近頃は 畑をやめて 都会に行く人も増えている。 この畑も 何年か前に 持ち主のおじぃに 自分は もうできないから やってちょうだいと 頼まれたわけ。」
暢子「であるわけね…。」
優子「ありがたい話だけど でも とても1人では できないから ここは 手放そうかと思っている。」
暢子「もったいない。 こんなにおいしい野菜が育つのに。」
優子「さあ どれを作って何を作る?」
暢子「え~… デージ迷う!」
優子「じゃあ 畑に相談。 畑に聞いてみようかね。」
暢子「うん!」
比嘉家
新垣「善一 早く! まもるちゃんも! 座って 座って!」
暢子「は~い 出来ましたよ~。 ど~ん!」
新垣「あ~ すごいね!」
「あれ 智は?」
善一「えっ ああ 仕事 忙しいのかね?」
優子「後で来るはずよ。」
善一「うん。」
暢子「皆さん え~ 今日は やんばるの野菜で おいしい料理を たくさん作りました。」
(拍手)
(指笛)
暢子「それでは 皆さん…。 やんばるの夜に 乾杯!」
一同「乾杯!」
(拍手)