ホール
暢子「シェフ 味見お願いします。」
二ツ橋「よく出来てると思います。 赤ワインビネガーは どう工夫したんですか?」
暢子「ハチミツを 少しだけ焦がして 赤ワインビネガーに混ぜてみました。」
二ツ橋「いい工夫だと思います。」
暢子「イタリア料理の基本を尊重した上で 工夫しようと。 そこがブレたら フォンターナらしさを 失ってしまいますからね。」
二ツ橋「と オーナーに言われたんですね。」
暢子「はっさ 何で分かるんんですか?」
二ツ橋「ウフフフ いい心がけです。 料理人は 生涯勉強ですからね。」
暢子「はい。」
矢作「暢子 兄貴が置いてったこれ どうにかしろ。 まずくて もう飲めねえよ。」
暢子「アイヤー! ごめんなさい。 ごめんなさい。 うちが 全部 もう持って帰ります。」
二ツ橋「アハハハ…。」
山原村共同売店
安室 新垣「紅茶豆腐!」
新垣「会社経営に 参加してるってねぇ。」
安室「アイエナ! やんばるの誇りさ。 優子も 鼻が高いね。」
優子「おかげさまで…。」
沖縄料理店・あまゆ
賢秀「『暢子、 元気でやってるか? ニーニーは 決い新たにやり直す。 迷わくをかけたツルミのみな様にも よろしく伝えてください。 なお わずかばかりですが、 借りた金を同ふうするので、 母ちゃんに送ってください』。」
暢子「たった これだけ!?」
賢秀「『暢子 俺はまた 新たなビジネスに船出します。 新しいかどでを どうか祝ってくれ』。」