連続テレビ小説「ちむどんどん」45話「てびち!てびち!てびち!!」

養豚場

清恵「何回言ったら分かるわけ? 掃除の前に 餌やり。」

賢秀「はあ~ うるさいなあ。」

清恵「指示に従えないなら 今すぐ 辞めてもらっていいですけど。」

賢秀「何で そんな偉そうなわけ? 女のくせに!」

清恵「くせにって何? くせにって!」

賢秀「分かったよ。 言うとおりに…。」

清恵「聞こえません。」

賢秀「だから 言うとおりにやれば…。」

清恵「やるのね? はい。」

賢秀「ほい。 うまいか? ハハッ…。 ほい ほい… いっぱい食べろよ。」

おでん屋台

客「ごちそうさん。」

ヨシ「あっ ありがとね~。」

客「ごちそうさま~。」

ヨシ「毎度~。」

暢子「こんばんは。」

ヨシ「暢子ちゃん。」

暢子「お店 どうですか?」

ヨシ「あんたのおかげで 大繁盛。 足てびちも 評判だよ。」

暢子「よかった~。」

ヨシ「食べてく? 今日は 特に寒かったから 味は 濃いめ。」

暢子「はい! 頂きます。」

ヨシ「ヨッコイショウイチ。」

暢子「あっ 手伝います!」

暢子は また一歩 一人前の料理人への階段を上りました。 そして 暢子が修業に明け暮れ 年月が過ぎる中 ふるさとでは…。

1976年(昭和51年)秋

普久原運輸

花城「よっ…。 大丈夫? おおっ…。 歌子さん? 歌子さん!」

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