青柳家
暢子「おはようございます。」
波子「困ります 毎日毎日。」
暢子「今日のは 特に自信作です! あっ 昨日のお弁当箱 受け取ります。」
波子「私も 一応 女ですから 体重も気になりますし。」
暢子「えっ? そんなに太りやすいお弁当では…。」
波子「太るでしょ? 毎日 2人分食べてたら。」
暢子「まさかやー。 波子さんが 2人分?」
波子「言ったでしょ。 奥様は 一切召し上がりせん。」
暢子「だけど 鶴見には来てくれますよね?」
波子「鶴見?」
暢子「和彦君から 話があったと思うんですけど 夕方 腕に よりをかけた料理を作って 待っていますと 伝えてください。」