連続テレビ小説「ちむどんどん」83話「あのとき食べたラフテーの」

ホール

客「会計 7,800円だっけ?」

山辺「一円玉…?」

客「1 2 3…。」

「あの 急いでる…。」

暢子「申し訳ございません。」

客「201 202 203…。」

暢子「あの… お客様。」

客「うっせえな。」

それから2週間 フォンターナへの 執ような嫌がらせは続き 次第に 客足は遠のいていきました。

オーナー室

弁護士「弁護士仲間が言うには 権田は 月島のスッポンと言われるほど しつこい男で 一度 狙われたら もう最後。 これは もう 私どもでは どうにも…。」

房子「分かりました。 ありがとうございました。」

沖縄料理店・あまゆ

暢子「ただいま…。」

三郎「お帰り。」

(戸を閉める音)

三郎「どうした 疲れた顔して。」

暢子「あの あのですね…。」

和彦「(せきばらい)」

三郎「ん?」

暢子「あ… お休みなさい!」

レストラン・フォンターナ

和彦「何か いい解決策は ないもんでしょうか。」

田良島「完全にプロの仕業。 俺のツテで なんとかしてやる。 …と言いたいところだが。」

(テーブルをたたく音)

客「はっきり言え! 料理はまずい 接客はなってねえ。 何で こんな店 連れてきた!」

客「すいやせん。」

客「すいやせんじゃねえよ オラ…。」

二ツ橋「お客様 お客様! ほかのお客様に ご迷惑が。」

客「離せよ! こんなひでえ店には 二度と連れてくるんじゃねえ!」

客「すいやせん! こんなひでえ店 二度とお連れしやせん!」

客「声が小せえんだよ!」

客「この店は カスです! 料理も接客も カスです!」

二ツ橋「全部 あなたたちでしょ。 ゴミも 無言電話も いいかげんにしてください! ちょっ…。」

客「あいたっ! あ~! 折れた! 足の骨が折れた!」

客「きゅっ 救急車呼べ! 警察も!」

客「いってえじゃねえか バカ野郎!」

二ツ橋「申し訳ございません…。」

客「お前ら 見てたよな? おい!」

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