連続テレビ小説「ちむどんどん」8話「別れの沖縄そば」

比嘉家

郵便「比嘉さ~ん 郵便です~!」

優子「はい。 ご苦労さまね。」

郵便「優子さん宛ですね。」

優子「ありがとうね。」

山原共同売店

優子「善一さん。」

善一「ああっ 優子さん。 役場に 賢三の遠縁の人から 問い合わせがあったそうだけど もう聞いた?」

優子「うちにも 手紙が来て。」

善一「手紙? 何が書いてあったの?」

比嘉家

ラジオ「『西が 大関 北葉山 東は 前頭五枚目』…。」

良子「『ある秋のことでした。 二、三日雨が降り続いていたその間』…。 ニーニー うるさい!」

賢秀「次の次 大鵬なわけよ!」

良子「だから 何? 早く水くみに行ってきて。 当番でしょ。」

賢秀「だからよ。 今 行くよ 終わったら。」

優子「フーチバーは 熱冷ましにいいから 暢子も覚えておいて。」

暢子「うん。」

優子「コツは 葉のやわらかい所を使って 初めに水にさらして あく取って。 肝心なのは…。」

暢子「『か ん じ ん』…。 肝心なことは? お母ちゃん! ニーニー! ネーネー…。」

賢秀「お母ちゃん?」

暢子「お母ちゃん?」

良子「お母ちゃん。」

暢子「お母ちゃん?」

良子「お母ちゃん?」

暢子「大丈夫?」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク