連続テレビ小説「ちむどんどん」8話「別れの沖縄そば」

智「高校生の連中も 一緒だな。」

島袋「ちょっと顔貸せ。」

賢秀「強気だな 高校生の前では。」

島袋「今日は はだしじゃないのか?」

(笑い声)

智「賢秀 やめれ。」

和彦「相手にするな。」

島袋「ヤマトンチュは黙っとけ!」

暢子「ニーニー もう帰ろう。」

島袋「お前たちの母ちゃん 工事現場で働いてるな。 いくら貧乏でも あそこまでやるか? 男に交じって ドロドロで 格好悪いな!」

(島袋たちの笑い声)

賢秀「何ぃ!」

和彦「やめろ。」

智「賢秀。」

暢子「謝れ! お母ちゃんを笑うな! 謝れ!」

「あっち行け ボロズック。」

暢子「謝れ!」

「泣かすよ! おい。」

賢秀「俺の妹に 手出すな!」

智「和彦 暢子と逃げれ!」

暢子「行かない! 放して! 許さんからな!」

善一「これ! お前ら何やってるか!」

島袋「逃げれ~!」

山原小中学校
職員室

優子「本当に 申し訳ありません。 いくら聞いても ケンカの原因は教えてくれなくて。」

先生「まあ たちの悪い からかい方を されたんでしょう。 島袋のお父さんも ケンカ両成敗と言ってましたし この件は まあ…。」

優子「ほかにも 何か?」

先生「実は 暢子ちゃんと歌子ちゃんの PTA会費と給食費が未納で。」

優子「すみません すぐ… なるべく早く納めます。」

先生「比嘉さん 歌子ちゃん また熱が…。」

優子「えっ? はい…。」

和恵「優子さん 歌子がまたねぇ?」

優子「はい…。」

賢吉「うちで貸してる金 今月分 いつもらえる?」

優子「すみません。」

賢吉「うちにも いろいろ都合がある。」

優子「はい 本当にすみません。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク