暢子「最後は 沖縄のそば。 父から教わった 沖縄のそばです。 そして お握りに いつも 母が作ってくれるアンダンスー 油みそを添えてあります。 どちらも 家族と食べてきた 大事な 思い出の食べ物です。 家族への感謝の気持ちを込めて 作りました。」
(拍手)
暢子「皆様 どうぞ お召し上がりください。」
波子「あ~…。」
重子「おいしい。」
順次「マーサン。」
「おいしいねえ。」
「アンダンスー 合いますね。」
波子「あっ デージマーサン。」
「おいしい。」
「うまいなあ このラフテー。」
「おいしい。」
良子「マーサン。」
「おいしい。」
「マーサンヤー。」
「沖縄風味 最高。」
「だからよ。」
「マーサッサ。」
「おいしいさ。」
和彦「どうしたの?」
暢子「ううん…。」
回想
房子「『汝の立つ処 深く掘れ そこに必ず泉あり』。」
回想終了
「おいしい。」
「シークワーサー おいしいなあ。」
暢子「これだ! うちは 決めました!」
和彦「暢子?」
暢子「うちは ずっと 自分が独立してお店をやるなら どんなお店をやりたいか 分からなくて もやもやーしていたけど 今日 ずっと探していたものが 見つかりました! うちは…。 うちは 沖縄料理のお店を開きます!」
房子「えっ?」