夜ドラ「作りたい女と食べたい女」(第5回)

春日「いえ おいしそうに飲まれますね。」

野本「あっ すごいこと思いついた。 おでんのだし割りっていう飲み物が あってですね…。」

春日「はあ。」

野本「これを こうして…。 これがね おいしいんですよ。 あ~ しみる…。」

春日「私も飲んでみてもいいですか?」

野本「もちろん!」

野本「はい どうぞ!」

春日「ありがとうございます。 なるほど おいしいですね。」

野本「でしょ。」

春日「はい。」

野本「結構いけますよね。」

春日「はい。」

野本「おでん 久しぶりに作ったなあ。 あっ すいません これも。 お願いします。」

春日「ありがとうございます。」

野本「これから寒くなってきて おいしいものも たくさん増えますねえ…。 そういえば 春日さんは 年末は帰省されるんですか? あ いや… 昨日そのことで親から電話が来て 春日さんは どうするのかなあって思って。」

春日「私は 帰りませんね。 …というか こっち出てきてから 10年くらい ずっと帰ってないが 正しいです。」

野本「それって…。 そうですか。 私も 今年は帰省いいかなって思ってて。」

春日「そうなんですか。」

野本「ちなみに… クリスマスも ありますね… 年末には。」

春日「ああ… ありますね。」

野本「ありますね。 春日さんは ご予定あるんでしょうか クリスマス。 あ あるとは思うんですけど そりゃ ありますよね。」

春日「ないです。」

野本「えっ? あ… そうですか…。」

春日「特に あんまり意識してなかったですね。 仕事は忙しくなりますけど。 お酒の納品 増えるので。」

野本「なるほど…。 …あの もし よければですけど クリスマス 一緒に過ごしませんか…? あ… あの… クリスマスケーキとか ローストビーフとか クリスマス料理も作ってみたいですし… 年末年始も もし ご予定なければですけど お雑煮とか おしることか作りたくて。」

野本「いや 作りたいばっかりじゃなくて 私には 春日さんに食べてもらうのが 大事なので…。 だから ご迷惑じゃなければですけど…。」

春日「ありがとうございます。 ぜひです。」

野本「え… 本当?」

春日「はい。」

野本「はあ… よかったぁ。 いや… 断られたら どうしようって ちょっと緊張しちゃいました。」

春日「そうですか。」

野本「あ… じゃあ まずはクリスマスパーティーですね! 春日さん 何か食べたいものとか あります? クリスマスでも 年末でも。」

春日「いっぱいありますね。」

野本「じゃあ 一緒に考えましょうか。」

春日「はい。」

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