古波蔵家
島袋「もう やめますか?」
恵文「やめるかね? 文也君 ウフフ。」
文也「やめる訳には いかないんです。 …俺 ずっと 恵里 1人にした。 ここで やめる訳には いかないんです。 兄貴との約束… 守れなくなってしまうから。」
回想
和也「なあ 文也 恵里」
恵里「何?」
和也「お前たちさぁ いつか 結婚しろよ」
文也「は? 何言ってんだよ 兄貴」
恵里「私は… OKさ」
和也「よ~し じゃ 決まりだなぁ 約束だぞ」
恵里「あい」
回想終了
恵文「ウ~…。 やったね… 文也君。 大きくなったさぁ 文也君も… 恵里も…。」
盃を落とし倒れる恵文と文也
勝子「文ちゃん!」
恵里「文也君!」
玄関
誠「恵里。」
恵里「ん?」
誠「なかなか いい男さ あいつ。 幸せになれよ。」
恵里「うん ありがとう 誠。」
誠「おう でもよ 別れる事があれば すぐに 連絡しなさい。」
琉美子「誰によ?」
誠「ん? 冗談だろ お前。」
(一同の笑い)
琉美子「恵里?」
恵里「ん?」
琉美子「よかったね 恵里。」
恵里「ありがとう 琉美子 ありがとう。」
琉美子「うん。」
島袋「恵里ちゃん。」
恵里「え?」
島袋「おめでとうねぇ。」
恵尚「この スケベ社長が…。」
島袋「違うさぁ。」
勝子「バカだねぇ。」
(勝子とハナの笑い)