古波蔵家
恵文「何を やってるのかね 勝子は?」
勝子「恵里は 一体 何をしてるんですかねぇ? どうするつもりかねぇ。 やっぱり 東京かねぇ 結婚式は。」
ハナ「そうかもしれんねぇ。 東京の家に お嫁にいくんだから。」
勝子「東京と沖縄で 両方ってわけには いかないですよね。」
ハナ「金かかるさ それは。」
勝子「そうですよね。 もし 東京でやるとしたら どんな なるわけ? 親せきとか それに 沖縄風で出来るのかね? 東京で。」
ハナ「どうかねぇ?」
勝子「どう思うわけ 文ちゃん?」
恵文「何でもいいさ。 急ぐ事はないから 全然 急ぐ事は ないさ。」
勝子「何が! 大事なことでしょう!」
恵文「すみません。」
勝子「ううん! あ…。」
恵尚「こんなおふくろさん初めて。」
恵文「であるね。」
勝子「ああ! おかあさん! 電話 鳴りませんか?」
ハナ「鳴らんね。」
勝子「もう!」
カフェ
恵里「え?」
文也「ちょっと待って。 今 300人って言ったよね?」
恵里「うん え? 変? 沖縄の結婚式では 普通だよ。 それぐらい来るのが 当たり前さ。」
文也「え… うそ?」
恵里「え?」
さぁ これからが大変さぁ
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