月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん2」1話「ハイタイ!恵里、元気です」

玄関

恵理「あ~ぁ…。」

誠「えりぃ マイラブ。」

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恵理「はぁ?」

こはぐら壮

文也「は~。 はぁ~ 静かだな…。 ま たまには 悪くないかもな…。」

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(男達)「こんばんは! 文也先生 こんばんは!」

文也「皆さん どうしたんですか?」

男A「恵理ちゃんと和也君が 船で那覇に行ったっていうからさ。」

男B「1人じゃ 寂しいだろうと 思って みんなで来た訳さ。」

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(男達)「飲もう! 文也先生!」

文也「ありがとうございます。 でも 皆さん 飲み比べは ダメですよ。 体に悪いですからね。」

(男達)「は~い! 分かりました。」

ゆがふ

真理亜「まったくさ 冗談じゃないわよ…。」

遥「そうですよね…。」

真理亜「そうよ。 くっつきゃ いいってもんじゃ ないわよ。」

遥「そうです。 先輩の おっしゃるとおりです。」

真理亜「おお 飲め。」

遥「はい いただきます。」

静子「そりゃね 会社は うまく いってるし 仕事は楽しいし それは それで 楽しいのよね。」

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兼城「え?」

静子「でも 恋は したいな。」

兼城「…ですねえ。」

静子「であるよ。」

遥「でありますね…。」

真理亜「ん? 何か言った?」

遥「え? あ いえ… 私は 先輩に付いていきますから。」

真理亜「ハッハハハ…。 よし 付いてこい!」

遥「はい…!」

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古波蔵家
居間

勝子「東京か…。」

恵理「うん…。 でも すぐって訳じゃ ないけどさぁ。」

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恵文「ふ~ん。 なんで また 東京。 遠いねえ…。」

恵理「でも まだ 決まった訳じゃないよ。 和也の事もあるし…。」

恵理「私が『和也に聞いてみれば いいさあ』って言ったら 文也君に『それは違う』って 怒られてさ…。『親が考えてやらなきゃ いけないんじゃないか』って…。」

勝子「そう。 お母さんも 文也君が正しいと思うな。」

恵理「そう?」

恵文「うん。 お父さんも そう思うさ。『子供が『そうしたい』って 言ったから そうしようっていうのは 親が逃げているだけさ。 特に 小さいうちはね 親が考えるべきよ。 もう 無い頭 しぼってさ 頭痛くなるぐらい 子供の事 考えて それで いい訳。」

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恵文「それで結果が悪くたって いいさ。 大事なのは 頭が痛くなるぐらい 考えることさ…。 そうすれば 子供は いつか 分かってくれるよ。」

恵理「うん 分かった。」

流美子「いい話だね。」

誠「うん。」

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恵文「であるか?」

誠「はい。」

恵文「であるか?!」

誠「はい!」

恵文「いや~ こりゃ まいったな…。 ふだん ダメな振りをしてる事 バレてしまったかね…。」

ハナ「全然 バレては いないさ。」

恵文「おばぁ…。」

勝子「ホント… 文ちゃんはダメな振りは 天下一品だよねえ。」

恵文「ウッハハハ…。 であるか? ウッハハハ…。 ん?」

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