あらすじ
娘の優の言葉に背中を押されたなつ(広瀬すず)は、すぐに東京にいる坂場(中川大志)に電話をかけ、いつしか坂場から手渡された本をアニメーションにしたいと告げる。そんな時、札幌の放送局で働く明美(鳴海唯)が十勝に帰省し、久しぶりに柴田家で家族が勢ぞろいする。やがて、話題はなつと妹の千遥の話になり、なつは千遥のためにもまだまだアニメーションを辞めてはいけないと改めて心に誓うのだった…。
137話ネタバレ
坂場家
リビング
なつ「『大草原の小さな家』? 開拓者の話?」
坂場「一緒に やってみないか?」
柴田家
子ども部屋
天陽<絵を動かすのが 君の仕事だって 優ちゃんに言われたんだろ?>
優「これ ママが描いたんでしょ? 優ちゃん これ見たいよ ママ!」
なつ「見たいの? 優 これ見たい?」
優「うん 見たい!」
坂場家
リビング
(電話の呼び鈴)
坂場「はい もしもし 坂場です。」
なつ『あっ 私。 よかった。 まだ行ってなくて。』
坂場「どうしたの?」
なつ『あの企画 まだ動いてない?』
坂場「あの企画?」
なつ『ほら… 「大草原の小さな家。」』
坂場「ああ… まだ企画書も出来てないよ。 だから 通ってもいない。」
なつ『それ 私がやりたい。』
坂場「えっ?」
なつ『私に やらせてほしいの。』
坂場「うん… 分かった。」
なつ『あっ 今すぐは無理だけど…。』
坂場「分かってる。 慌てなくてもいい。 あとは 帰ってから話そう。」
なつ『うん…。』
坂場「大丈夫そうだな?」
なつ『うん… じゃあね。 行ってらっしゃい。』
坂場「うん。 行ってきます。」
柴田家
居間
富士子「なつ。」
なつ「母さん…。 私… やっぱり 仕事を続けるわ。」
富士子「答えが出たんだね。」
なつ「うん…。 また 天陽君に 答えを教えてもらっちゃった。」
<それから 土曜日の晩です。>