あらすじ
神楽坂の料理屋に行き、千遥(清原果耶)に手紙を渡したなつ(広瀬すず)。その後、「大草原の少女ソラ」を見た千遥と千夏(粟野咲莉)は、再びマコプロダクションを訪ねてくる。アニメを見て、改めてなつがどんなふうに育ってきたかを知ったという千遥に、料理を食べてみて、千遥がどれだけ誇りをもって料理をしているかを感じたと話すなつ。しかし、そんな千遥から突然、お店を辞めたいと思っていると打ち明けられて…。
148話ネタバレ
マコプロダクション
玄関
なつ「千夏ちゃん!」
千夏「こんにちは。」
なつ「こんにちは…。 千遥…。」
麻子「千夏ちゃん いらっしゃい。 寒いから 中 お入んなさいな。 優ちゃんも 中にいるから。」
なつ「マコさん ちょっと すいません。」
麻子「どうぞ。」
なつ「また来てくれたの?」
千遥「先日は ありがとうございました。」
なつ「こちらこそ。 おいしかった…。 千遥の料理を食べて よく分かった。 千遥が どんなに誇りを持って 料理をしているか…。」
千遥「私も 奥原なつの作品を ずっと見てきました。」
なつ「えっ…。」
千遥「本当に 強く生きてきたんですね。 ソラを見ていても それが よく分かります。」
なつ「千遥に届いたなら 本当にうれしい。」
千遥「だから 私も食べてほしかった。 私が ちゃんと生きてきたこと 分かってほしかった。」
なつ「それは ちゃんと分かったよ。」
千遥「お姉ちゃん…。 私… あの店を やめようと思う。」
なつ「え…? ちょっと待ってて。」
坂場「どうした?」
なつ「ちょっとだけ 千遥と話す時間を頂戴。」
坂場「分かった。」
なつ「少しの間 千夏ちゃんをお願い。」
坂場「うん 分かった。」
坂場家
玄関
なつ「さあ 上がって。」
千遥「お邪魔します。」
なつ「はい。」