連続テレビ小説「花子とアン」第10回「エーゴってなんずら?」【第2週】

あらすじ

はな(山田望叶)が塀越しに吉平(伊原剛志)と再会して以来、ガス灯の下はふたりの秘密の待ち合わせ場所となっていた。そこへ夜な夜な聞こえてくるスコット先生(ハンナ・グレース)の美しい歌声に、聞きほれるはな。そんな折、富山(ともさかりえ)が「校長先生に英語で手紙を送る」という課題を出し、辞書も持っていないはなは困り果ててしまう。締め切り間近の日、スコットの部屋で掃除をしていたはなは、ある物を発見する…。

10回ネタバレ

修和女学校

ガス灯の下

はな「おとう… ごめん。 おら おとうの期待には応えられんさ!」

吉平「グッド イブニング。 はな。」

はな「てっ!」

<1か月ぶりの親子の再会でした。>

はな「おとう!」

スコット♬『(英語での歌声)』

吉平「美しい声じゃな。」

はな「スコット先生…。」

スコット♬『(歌声)』

<あの晩から このガス灯の下が はなとおとうの 秘密の 待ち合わせ場所になりました。>

廊下

茂木「はなさん? こんな時間に どうしたの?」

はな「あっ 御不浄に行きたくなって…。」

茂木「おなかでも壊したの? ついていきましょうか?」

はな「だ… 大丈夫です!」

ガス灯の下

吉平「今夜は もう来ねえか。」

はな「グッド イブニング。 おとう。」

吉平「グッド イブニング。 はな。」

はな「おとう 昼間 会いに来てくれりゃ いいだに。」

吉平「すまん。 昼間は 仕事が忙しくてな。 どうだ? 学校は。」

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