連続テレビ小説「花子とアン」第101回「腹心の友ふたたび」【第17週】

あらすじ

村岡家に身を寄せていた龍一(中島歩)と伝助(吉田鋼太郎)が鉢合わせ、英治(鈴木亮平)も巻き込んでの大乱闘に。英治はやっとの思いで二人を引き離し、緊迫感をはらんだまま、座卓を囲んで男たちの奇妙な話し合いが始まる…。その頃甲府では、おなかの大きくなった蓮子(仲間由紀恵)が、花子(吉高由里子)と共に安東家へ暖かく迎え入れられていた。ところが立ちくらみをした蓮子を見て、吉平(伊原剛志)がある勘違いを…。

101ネタバレ

村岡家

玄関

嘉納「貴様か…。 貴様やったんか…。 蓮子は どこじゃ…。 言わんか! 蓮子は どこにおるとか!?」

龍一「ここには いません。」

嘉納「とぼくんな! 蓮子は どこじゃ。 どこじゃ!?」

英治「嘉納さん?」

嘉納「言わんか!」

英治「嘉納さん いけません! 暴力は いけません! 嘉納さん!」

安東家

居間

蓮子「おかあのほうとう やっぱり天下一品です。」

<パパたちが くんずれほぐれつの 大格闘をしているとは 夢にも思わないママたちでした。>

村岡家

居間

英治「とにかく お二人で 冷静に話し合って下さい。 私は 外しますから。」

嘉納「村岡しゃん おっちゃれ。 2人だけになったら 俺は この男を殺すかもしれんき。」

英治「え~っと… それで あの… 嘉納さんは うちに どういったご用件で?」

嘉納「はなちゃんに会いに来たったい。」

英治「そうですか…。」

嘉納「蓮子の居場所を聞きに。 ようやく いろんな ごたつきも 落ち着いたき 嘉納家としての蓮子の処遇を 決めにゃあならんき。」

英治「はあ…。」

嘉納「ばってん 蓮子の男がおるとは 手間が省けたたい。 蓮子は どこか?」

龍一「蓮子の言い分は 新聞の絶縁状のとおりです。」

嘉納「一つ 聞いちょくが…。」

龍一「何ですか?」

嘉納「お前は 蓮子が石炭王の女房やき ちょっかい出したっちゃやろ?」

龍一「はっ?」

嘉納「駆け落ちやら したとも 石炭王の俺に ほえ面 かかせたかっただけやろ?」

龍一「違う。」

嘉納「ちゃ~んと 恥 かかせてもろうたばい。 お前の望みどおりじゃ。 もう満足したろもん。」

龍一「違う! あんたは 関係ない! 俺は… 俺は 蓮子の内面に引かれた。 俺は 蓮子という一人の女性を 愛してるんだ!」

嘉納「お前 月にいくら稼ぎよると?」

龍一「はっ?」

嘉納「あいつは 大変なお姫さんばい。 お前みたいな けつの青い学生に 養える女やない。 蓮子は 連れて帰るき 居場所を教えろ!」

龍一「あんたのもとには帰さない! 俺たちは 一生一緒だと誓ったんだ!」

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