連続テレビ小説「あまちゃん」151回「おらたち、熱いよね!」

スナック・梨明日

大吉「あ~!」

(拍手と歓声)

北三陸駅

(拍手と歓声)

スナック・梨明日

アキ「駄目だって!(舌打ち) 油断も隙もねえな。」

鈴鹿「…すいません。」

アキ♬『会わずに 低気圧に乗って 北へ向かうわ』

北三陸駅

水口「多少 歌えるように なってるんですよね 鈴鹿さん。」

荒巻「う~ん 春子さんに 任せっ放しで 俺も ずっと聴いてない。 けど 元が あれだからな。」

回想

ラジカセ・鈴鹿♬『(音程の外れた歌)彼に伝えて』

水口「うわっ! ちょ…! と… 止めて下さい。」

荒巻「フハハハハハッ!」

回想終了

荒巻「いいんじゃねえかな。 人前で 下手な歌 歌って 恥かいてさ 殻破れるなら それだけでも あの人にとっちゃ 大躍進だよ。」

水口「変わりましたもんね 鈴鹿さん。 鈴鹿さんの付き人になれば アキちゃんも 少しは成長するかなって 思ったんですけど むしろ 鈴鹿さんの方が 影響受けちゃうっていう…。」

荒巻「お前もだろ 水口。」

水口「はい。」

荒巻「仕事も そこそこ順調だったのに こんな田舎で琥珀掘って… 面白いか?」

水口「これ 見て下さい。」

荒巻「アリ?」

水口「はい。 琥珀って 8,500万年前の樹液が 固まって出来てるんです。」

荒巻「それじゃあ…。」

水口「8,500万年前のアリです。 俺が堀り当てたんです。」

荒巻「すごいじゃん。」

水口「これ見てると 真ん中のアリがユイちゃんで その周りを固める樹液が 田舎の 地元意識なんじゃないかって。」

スナック・梨明日

♬『会いたい でも会えない』

弥生「何だっけ!?」

アキ♬『脳内自由恋愛集団』

♬『男子禁制 選手宣誓』

アキ♬『毎日会いたい 下町アイドル』

♬『We are アメ横女学園!!」

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