連続テレビ小説「あまちゃん」155回「おらたち、熱いよね!」

スナック・梨明日

荒巻「微妙に 色 違うんですね。」

一同「へえ~。」

大吉「まあまあ 何にせよ おめでとうございます。」

2人「おめでとうございます。」

菅原「おめ…。」

大吉「あ…。」

菅原「何?」

吉田「見に行がれるんでしょね? 明日。お座敷列車。」

荒巻「いやいや… 見ていきたいのは やまやまなんですが 明日から 鈴鹿の 東北ツアーが始まりますんで。」

大吉「そうでしたね。 宮城だの 福島だの 回るんですよね。」

荒巻「まあ でも テレビもありますし 水口に カメラ回させますから。」

菅原「んだら 春子さんもか?」

黒川「ついていくでしょうね。」

大吉「え~? もう帰っちゃうの? もう一日ぐらい いいじゃない。」

黒川「いたいでしょ そりゃ 僕だって。 この間の お座敷列車も乗ってないし。 今日も 鈴鹿さんの歌 僕だけ聴いてないし。」

荒巻「フフッ!」

吉田「再婚しても蚊帳の外ですね。」

荒巻「フフッ。」

菅原「フフン。」

天野家

春子 鈴鹿「うわ~っ!」

鈴鹿「あっ!」

春子「ごめんなさい ごめんなさい! …っていうか 何で居るの?」

鈴鹿「え? ああ ずっと お借りしてたんです。 社長は?」

春子「ここ 私の部屋だから?」

鈴鹿「アハハハッ そうでした。 ごめんなさい。」

春子「いえいえ いえいえ 座ってて下さい! あっ お酒とか要ります?」

鈴鹿「頂いてます。」

春子「ああ! じゃあ ちょっと お邪魔して…。 いやいや いやいや…。」

(笑い声)

春子「いいですよね。 そりゃそうですよね。 フフフッ。」

鈴鹿「懐かしいわね ここ。」

春子「そうでしょ? あっ! これとか やばくないですか?」

鈴鹿「渋谷哲平! 同じの持ってる!」

春子「マジで!? え~ じゃあ これは これは? これ これ これ!」

鈴鹿「太川陽介!」

春子「そう!」

(笑い声)

鈴鹿「持ってる!」

春子「持ってます?」

鈴鹿「『LuiーLui』。」

春子「『LuiーLui』。」

♬~(ラジカセ)

北三陸駅

ユイ「はい。 どっちがいい?」

アキ「こっち。 ありがとう。 かっこよかったね 鈴鹿さん。 さすが 天下の大女優だべ。」

ユイ「アキちゃんはさ どっちが つらかったと思う?」

アキ「え? どっちが?」

ユイ「鈴鹿さんと春子さん。」

アキ「ああ 影武者問題か。」

ユイ「私は 鈴鹿さんの方が つらかったと思うんだよね。」

アキ「なして?」

ユイ「…何となく。 ステージ見てて そう思った。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク