連続テレビ小説「あまちゃん」62回「おら、アイドルになりてぇ!」

北三陸駅

<無理だ。 いくら ユイのためとはいえ 春子が許可するとは思えない。 何か よい方法はないか>

アキ「…あっ!」

海女カフェ

夏「ふぇす? 何だ ふぇすって。」

アキ「みんなで歌ったり 踊ったり 潜ったり ウニ取ったりする 海女のフェスティバルだ!」

美寿々「えっ ここでか?」

アキ「んだ。 ユイちゃんに 元気になってもらうのが 目的なんだけど 露骨に 元気出せって言うと 元気なくなる子だから。」

一同「あ~。」

アキ「だから 無駄に元気な 海女クラブのお祭りに 放り出したら どうだべ?」

(笑い声)

花巻「海女~ソニック。 海女のサマーフェス 海女~ソニック。」

一同「は?」

花巻「何でもねえ。」

アキ「それいいよ 花巻さん!」

花巻「うん?」

アキ「海女~ソニック。 いぐねえ?」

夏「何だか分がんねえけど にぎやかなのは いい事だ!」

かつ枝「あ~ んだな! ユイちゃんもよ 来てくれたら 客足も 更に伸びるべ!」

美寿々「出たよ この守銭奴が!」

弥生「そしたら おら『ヨイトマケの唄』歌うべ。♬『父ちゃんのためなら エンヤコラ』

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