よるドラ「だから私は推しました」8話(最終話)ネタバレ

♬『サニーサイドアップ Enjoy Enjoy Enjoy』

(拍手と歓声)

花梨「え~…。 はい …ということで ライブも たけなわ? なんですけれども こちら ご用意いたしました。」

観客「お~!」

花梨「ジャン!」

凛怜「アイドルの主張 ライブの真ん中あたりで 愛をさけんでみる!」

花梨「よいしょ~!」

(拍手)

花梨「で もう こちらで 好きなことを叫んで その理由をね カミングアウトして頂きたいと思います。」

(拍手と歓声)

凛怜「あ~… え~っと じゃあ 見本やって。」

花梨「見本?」

凛怜「見本。」

花梨「私? うん。 いいよ。」

(拍手と歓声)

凛怜「じゃあ すみません こちらに…。

花梨「緊張するね 何か。」

凛怜「ねっ。」

詩織「本格的だね 何か。」

花梨「ドキドキする…。」

花梨「え~… いくよ。 じゃあ…。 好きだ~!」

観客「俺も~!」

(拍手と歓声)

花梨「ありがとうございます。 私は 三度の飯より ライブが好きだ! 本当に もう 生まれた頃から目立ちたがり屋で これでもか これでもかってぐらい でっかい声で泣いてたみたいです。 だから きっと 私は 死ぬまで歌ってるんだと思います! また こういった形で 皆さんとお会いできたら… できると信じております! ありがとうございます!」

(拍手と歓声)

観客「しおり~ん!」

詩織「えっと ちゃんと言えなかったけど ずっとずっと好きでした!」

観客「俺も!」

詩織「目玉焼き~!」

(観客のざわめきと笑い声)

詩織「最初はオムレツ派で 目玉焼きとか 意味分かんないとか思ってて。 でも サニサイに入って キミキミ歌ってるやつが これじゃダメだって 食べるようになったら 今では大好きになりました。 しおは 誰かのために頑張るとか そういうこと したことなくて。 そういうことが楽しいって知らなくて。 だから…。」

観客「泣かないで!」

詩織「大好きだよ サニサイ! フォーエバー!」

(拍手と歓声)

凛怜「じゃあ いきます。 スタッフ~!」

柿崎「はい!」

(笑い声)」

小豆沢「いやいや カッキー 違うから…。」

詩織「凛様 古い。」

凛怜「いいの。」

(笑い声)

凛怜「歌をくれる人がいて 音を 振りを 明かりをくれる人がいて やっと 私はここに立てます。 見えないとこで支えてくれる人が いることを無自覚でした。 私たちを輝かせてくれて ありがとうございました!」

(拍手と歓声)

紀子「愛してるよ~! みんな~!」

観客「俺も~!」

(笑い声)

紀子「私は すんごい普通で ちょっと踊れるだけの女子でした。」

柿崎「そんなことないよ!」

小豆沢「何言ってるか分かんないよ。」

紀子「ありがとう。 でも そう… そうやって そうやって みんなが 私を支えてくれたから 私は小さい頃から夢だった アイドルになることができました。 私がサニサイののりたまに なれたのは みんなのおかげです。 私の初恋は みんなでした。 みんな大好き~!」

柿崎「俺には最後の恋でした~!」

(拍手と歓声)

花梨「じゃあ はい 最後 ハナ お願いします。」

ハナ「コール! …& レスポンスです。」

(笑い声)

ハナ「あの 私 高校で すごい嫌われ者だったんです。 すんごい やなやつで 声かけても 返事なんてしてもらえないし 誰かに名前呼ばれることもなくて。 だから ここに来て 名前 コールしてもらえるとか レスできるとか もう そういうことが もう いちいち うれしくて。 私は 寂しくてアイドルになったやつだから だから きっと もう こうして皆さんのお目にかかることは ないと思います。」

ハナ「もう満たされちゃったから。 だけど これからは 皆さんが私に教えてくれたみたいに…。『推すって愛だ』って。 今度は 私が 誰かをそう感じさせるような そういう生き方ができたらいいなって 思います。 ありがとうございました! 栗本ハナは幸せでした!」

(拍手と歓声)

花梨「じゃあ 次の曲いきたいと思います。 それでは 聴いて下さい。『ただいまミライ』。」

♬『Uh  Yeah Oh Oh Oh Oh Uh Baby 泣いたり つまづいたり 落ち込むこともあるけど 立ち向かう勇気くれるのは いつもの場所があるから 今日も明日も時間は刻々と(刻々と)スクロールされ(Jump)すぎていくよ でもね でもね この瞬間は 永遠だよね まっしぐら ただいまって言える未来を(未来を) おかえりって言える未来を』

1年後 椎葉法律事務所

椎葉「今月分 届きました。」

愛「あっ ありがとうございます。 あ~ 貸してたお金 全部帰ってきちゃいました。」

椎葉「遠い町のどこかで ハッピーメリークリスマスですよ。」

愛「はい。 あっ… じゃ 私ちょっと お先に失礼します。 じゃあ お疲れさまでした。」

椎葉「お疲れさまでした。」

愛「お疲れさまです。」

道中

愛「こんにちは~。」

「こんにちは~。」

愛「こんにちは~。」

小豆沢「仲いいな~。」

(ノック)

小豆沢「はい。」

ベースメント

愛「おはようございま~す。」

米原「あっ 噂をすれば…。 愛さん まりんちゃんが相談したいって。」

愛「どうしたの?」

まりん「こんな下着みたいな衣装着るように 運営に言われたんですけど。」

柿崎「えっ 何それ? ミレイ様も着るってこと? それはダメですよ。」

米原「でしょ?」

柿崎「俺たちのフロスティを 何だと思ってるんだ。」

愛「意に反することをやらなきゃいけない義務はないから。 運営さんに ちゃんと話してみて。」

まりん「はい。」

小松「愛さん。」

愛「はい。」

小松「ジンジャーエール お願いします。」

愛「は~い。 あっ またご新規さん 連れてきたの?」

小松「はい。 よし君といいます。」

愛「あっ よし君 どうも。」

よし君「どうも。」

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