連続テレビ小説「エール」111話「恋のメロディ」ネタバレ

古山家

ラジオ「『その日の神田は 江戸一帯の名だたる大祭りの一つ 日本三大祭り 神田祭の日であった』。」

音「ああ…。」

華「また擦れ違うの?」

音「ちょっと待って 今いいところなんだから。」

NHK

当初 一年の予定だった『君の名は』は 更に もう一年続くことが決定しました。

池田「何か いいのかな? しかたなく やったことが ここまでウケちまって。」

裕一「ご苦労さまです。」

池田「おっ ご苦労さん。」

裕一「楽しくないですか?」

池田「まあ ここまでの人気だ…。 つまらないっつったら 罰が当たる。」

裕一「池田さん 僕 昔は 自分の理想の音楽 目指してました。 でも 今は 音楽に身を委ねてます。」

池田「ほえ~ ハハッ。 あ~ 結局 人に新鮮な喜びを与えんのは 神様の仕業ってわけか。 じゃあ 一体 俺たちは何なんだ?」

裕一「フフフフ…。」

池田「何なんだってんだ! ハハハハ。 あっ ちょっと これ 読んでみて。」

裕一「『忘却とは忘れ去ることなり。 忘れ得ずして忘却を誓う心の哀しさよ』。」

池田「次から 毎回 冒頭に入れようと思ってな。 どう思う?」

裕一「いや… グッと来ます!」

池田「よっしゃ~。 ただの擦れ違いのメロドラマだって 言うやつがいてさ 癪だからよ… それで ちょっと格調高くなるだろう。」

裕一「そんなこと気にしないで下さい。 池田さんは ちゃんと すばらしい作品を作ってます。」

池田「俺の作品じゃないよ。 俺たちの作品だろ。 えっ?」

裕一「…はい!」

池田「おう。 あっ そうだ… ちょっと いいもんがあんだよ。」

裕一「えっ?」

古山家

音「万鶴屋(ばんかくや)の特選かすてら」

裕一「池田さんから 番組延長のご褒美だって。」

音「あと一年も聞けるなんて うれしい。」

裕一「えっ そんなに?」

音「だって 面白いですも~ん! 頂きます。」

真知子と春樹の切ない恋の物語は 昭和29年4月 全98回まで続きました。

この間 裕一が『君の名は』のために 作った曲は 500曲にも及びました。

病院

華「今日は寒くなりそうなので 毛布を持ってきました。」

チエ「あら 華さんは気配りが利いて優しいね~。 うちにも こんな孫が欲しかった。」

そうこうしている間に 華は無事に看護婦になりました。

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