連続テレビ小説「エール」80話「不協和音」ネタバレ

音楽挺身隊

蓮沼「さすがですね。 御見それいたしました。」

潔子「どれも みんなで歌いやすそう。 さすが音さんね!」

音「よかった。」

蓮沼「神林先生。」

神林「ご苦労さまでした。 今日は練習日と聞きましたが?」

蓮沼「はい。 慰問先の皆さんと合唱する案が 出まして 今 選曲しておりました。」

神林「合唱?」

蓮沼「こちらが候補の曲でございます。」

神林「これは… どういう基準で 選んだのでしょうか?」

蓮沼「あっ… はい それは…。」

音「私が選曲しました。 歌いやすく 心豊かになれる曲を と思って選びました。」

神林「何をなまぬるいことを! いいですか? 我々の使命は 軍需産業に従事する者たちの士気を高め 日本の勝利に貢献することです。 音楽は軍需品なんですよ。」

音「軍需品?」

神林「今は芸術だの楽しみなどといった のんきなことを言っている時勢では ありません。 必要なのは決戦意識と戦力の増強。 戦争の役に立たない音楽など 要らないのです! それが分からないのですか!?」

音「よく分かりません。 音楽は 音楽だと思います。 その音楽を聴いて 誰が 何をどう思うかは 人それぞれで…。」

神林「あなたは 何のために ここに来たんですか?」

音「歌を聴いてくれた人たちに 笑顔になって頂くためです。」

神林「話になりませんね。 お帰りなさい。 挺身隊に非国民は必要ありません。」

古山家
縁側

音「ありがとう。」

裕一「どうしたの?」

音「神林先生に… 非国民って言われてしまって。 さすがに こたえるね。 でも… みんなが 同じ考えでなくてはならないのかな? そうじゃない人は要らないっていう 世の中は 私は嫌。 もちろん 私も自分の国は好き。 でも… 何よりもまず 家族や友達 周りの人たちに 幸せでいてほしい。 それって 自分勝手なことなのかしら…。」

裕一「でも… こうなってしまった以上 この国に生きる人間として… できることを やっていくしかないんじゃないのかな?」

「ごめんください。」

玄関

裕一「はい。」

「古山裕一さんですか?」

裕一「…はい。」

「おめでとうございます。 召集令状です。」

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