連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」第42話「消えた紙芝居」

こみち書房

真弓「おばさんに 相談したい事があって…。 私… 手紙 もらったんです。」

美智子「手紙? ああ ラブレター?」

真弓「多分…。 何か 詩みたいのが 書いてあるんですけど 私 そういうの よく分からないから…。 でも 困ってるんです! どう言って 断ったらいいか 分からなくて…。 これ… おばさんから やんわり 伝えてもらえないでしょうか? よく店に来ますよね。 …小林太一さん。」

美智子「え?! ちょっと 真弓ちゃん ちょ ちょっと。」

真弓「おばさん?」

美智子「うんうん。」

田中家

<布美枝は とんでもないところに 居合わせてしまったようです>

<その頃 売り込みに回っていた茂は…>

三海社

茂「『三海社』か… よし!」

(ノック)

茂「こんにちは! あれ… 留守かな? 誰も おらんのですか?」

深沢洋一「はい… 何か用?」

茂「原稿 見てもらいに 来たんですが。」

深沢「持ち込み? 誰? 何 描いてる人?」

茂「水木といいます。 『墓場鬼太郎』という漫画を 描いちょって…。」

深沢「水木さん?!」

茂「はい。」

深沢「いや~ よく来てくれたね! いや~ あんたが来ないかと 待ってたんですよ!」

<茂は 布美枝の人生にも 大きく かかわる 運命の出会いを 果たしていたのです>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク