連続テレビ小説「花子とアン」第156回(最終回)「曲り角の先に」【最終週】

入口

花子「contankerous… contankerous…」

村岡家

書斎

花子「contankerous… contankerous… contankerous…。 contankerous… contankerous…。 あった。 『意地悪な』 『気難しい』か。」

花子「『ある気持ちのよい 8月の午後の事。 プリンス・エドワード島の 一軒の農家の玄関先 赤い砂岩の踏み段の上に 背の高い ほっそりとした少女が 座っていた』。

(羽ばたく音)

<花子が命懸けで守り 愛と友情を込めて翻訳した 『赤毛のアン』は 昭和から平成の時代を経て 今なお 多くの人々に読み継がれ 希望を与えています。>

花子「『アンの心は はるか彼方の すばらしい世界へ 飛び去っていた』。」

<ごきげんよう。 さようなら。>

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