連続テレビ小説「花子とアン」第23回「嵐を呼ぶ編入生」【第4週】

寄宿舎

醍醐「何で こんな大事な時に 葉山様のお部屋なんか 行ったのよ?」

はな「心配かけて ごめんなさい。」

白鳥「安東はなさん いますか? ブラックバーン校長から伝言です。 明朝9時 校長室に来るようにと。」

はな「分かりました。」

白鳥「はなさん。 あなたとは 同じお部屋で 寝起きを共にした先輩 後輩です。」

はな「はい。」

白鳥「編入生として来た頃 あなたは まだ小さく 大層 なまっていました。」

はな「ええ…。」

白鳥「こんな事になるなんて 誠に哀惜の念に堪えません。」

醍醐「白鳥様! まだ退学と 決まった訳じゃないのにどうして そんな事 おっしゃるんですか!」

白鳥「では 明朝9時 遅れないように。」

醍醐「はなさんがいなくなるなんて 私には考えられない…。」

はな「醍醐さん…。」

醍醐「10歳の頃から 私の隣には いつも はなさんがいたんですもの。」

蓮子の部屋

回想

葉山「この金は お前にやるから 二度と家に戻ってくるな。 ここを追い出されたら お前に居場所は もう どこにもないんだからな。」

回想終了

廊下

(鐘の音)

校長室

(ノック)

はな「安東はなです。」

ブラックバーン『入りなさい』

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