回想
吉平「江戸の職人がこさえた くしじゃ。 やっぱり ふじさんによく似合う。」
回想終了
吉平「やっぱし ふじに よく似合う。」
ふじ「これは はなか ももに あげてくりょう。」
吉平「ほうだな。 てっ!」
はな「おらは いいから ももにあげてくれちゃ。」
吉平「はな まだ起きてただけ。」
はな「おらは 今の話聞けただけで十分だ。」
ふじ「てっ! 聞いてただけ。」
吉平「ああ… 今日は くたびれた… もう寝らざあ。」
はな「おかあは おとうと結婚して幸せだった?」
ふじ「え~? ほうだねえ。 うん おとうと結婚したおかげで 吉太郎も はなも かよも ももも 生まれてきただし 時々いなくなる おとうだけんど うん… おかあは これで よかった。 幸せだ。」
はな「おら やっと分かった気がする。 おらも パルピテーションのある結婚がしてえ。」
ふじ「パ… パル… パ パ パ…?」
はな「胸がドキドキ ときめく事だ。」
ふじ「よく分かんないけんど 見っかるといいね。 はなの… パ ぱ パパ… パパ?」
はな「おかあは 見っけたじゃん。」
ふじ「はっ?」
はな「おとうは おかあのパルピテーションだよ。」
ふじ「てっ!」
(吉平のくしゃみ)
(笑い声)
<さて はなのパルピテーションの人は 一体 誰なのでしょう?>