カフェー・ドミンゴ
かよ「いらっしゃいませ。」
郁弥「やあ かよさん。 久しぶり。」
かよ「私 花より チップの方が いいんですけど。」
郁弥「すみません… 今日は 花がなくて。」
かよ「こちらへ どうぞ。」
かよ「あの… どうかしたんですか? 何だか 今日は 妙に静かですけど。」
郁弥「うれしいな。 かよさんが気にしてくれるなんて。」
かよ「本当に どうしちゃったんですか?」
郁弥「かよさん。 僕の このつらい気持ちを 聞いてくれますか?」
かよ「ええ まあ…。」
郁弥「実は義姉さんが 兄と離婚したいと 言いだしたんです。」
かよ「てっ!?」
醍醐「英治さん 離婚するんですか!?」
かよ「醍醐さん! お姉やん…。」
醍醐「英治さん 本当に離婚するんですか!?」
郁弥「いえ まだ決まった訳じゃ ないんですけど…。」
<ようやく立ち直りかけていた はなは すっかり混乱してしまいました。 ごきげんよう。 さようなら。>