連続テレビ小説「純と愛」117話「えんむすび」ネタバレ

サトの小部屋

忍「失礼します あの女将さん おにぎり持ってきました。」

サト「サンキュー そのへん置いておいて。」

忍「はい 失礼します。 どんな話しを書いているんですか?」

サト「秘密。」

忍「好きな花はなんですか?」

サト「あんたは?」

忍「あ そうですね バラですかね」

サト「へえ そうなんだ。」

忍「ああ 好きな季節は なんですか?」

サト「ねえ? いったいなんなの その英語和訳みたいな質問の連続は? 私 忙しいんだけど?」

忍「すみません ただ 随分長く一緒にさせてもらってますけど 女将さんのこと よく知らないな と思って。 でも 自分に話しても しょうがないですよね すみませんでした。」

サト「待ちな。」

忍「はい。」

サト「1つだけ質問の答えてあげるから 言ってみな?」

忍「あ はい。 自分のことを なんで ここに 置いてくれてるんですか? たいして料理もウマくないのに。」

サト「しょうがないだろ ウチの旦那に言われたんだから。」

忍「え?」

サト「俺が死んでも この三線と あんただけは手放すなって 忍は どんなことがあっても裏切る人間じゃないから そばに置いておけば 必ず お前守ってくれるからって。」

忍「そうだったんですか。」

サト「結構ドラマチックだろ? は?」

リビングルーム

純「はい お待たせしました。」

水田「ありがとうございます。」

純「はい。」

火野「ありがとうございます。」

水田「火野さん お酒は飲まないんですか?」

火野「私は全然。 水田さんは?」

水田「僕は 弱いんです すぐ赤くなるし。」

火野「そうですか。」

水田「はい。」

火野「あの タバコは?」

水田「僕は辞めました。」

火野「ああ そうですか。」

水田「もし 吸うようでしたら 遠慮なく吸ってください。」

火野「ああ いえ 私も嫌いですから。」

水田「ああ そうですか。」

なんだ なんだ 良い感じじゃないの。

久世「ちょっと お酒まだ?」

純「あ すみません すみません ただいま。 すみません お待たせしました。 あのお客さん そろそろ もうやめた方がいいんじゃないですかね?」

久世「あんたこそ 私をまだ ちゃんと笑わせてないんだけど?」

純「すみません。 でも あの2人見てたら なんか微笑ましい気分になりません?」

久世「あんなの ウマくいくわけないじゃない。 どっちも1人でいるのがイヤなだけなんだから。」

純「そんなこと言わないでくださいよ。 お客さんにも誰かいないんですか? ”と”で結びついてる大切な人?」

久世「いるわけないじゃない そんなもん。」

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