愛「純さん 飲めないって言っていたのに 大丈夫なんですかね?」
純「あの 大丈夫ですか そんな飲んで?」
火野「大丈夫ですよ。」
純「でも お酒弱いんじゃなかったでしたっけ?」
火野「いやー なんだか今日は 嬉しいから飲めるみたい。」
純「ああ そうですか…。」
志道「踊るわよー ちょっと 旦那借りるわよ。」
久世「その辺にしておいたら? 取り返しのつかないことになってもいいの?」
火野「大丈夫ですよ。」
火野「私も踊る!」
足がもつれ倒れ込む火野
純「ちょっと 大丈夫ですか?」
火野「大丈夫 大丈夫。」
純「今日は ちょっと もう酔っ払っているみたいだし。 2階の方で寝ましょう ね?」
火野「だから大丈夫だっつってんだろ! 人がせっかく 楽しくやってんのに うるせえんだよ ほっとけよ。」
水田「ねえ その辺にしておいた方が。」
火野「いいじゃない 今日ぐらい こっちはね 明日から あんたの父親の介護したり 貧乏な豆腐屋で働かなきゃいけないんだから。 あ! タバコもーらい。」
ふらつく火野
純「ああ ちょっと!」
サト「はい 終わり 終わり ね 少し休みましょう。 ね?」
火野「だから イヤだって言ってるでしょ! みんなも飲めば? 人間なんてね 酔ってる時が 1番幸せで 1番気持ちいいの!」
倒れこむ火野
謙次「タバコ タバコ 危ない 危ない。」
志道「ちょっと 大丈夫?」
久世「だから 言ったじゃない どうせウマくいかないって 私と同じ病気だから あの子。」