連続テレビ小説「純と愛」136話「かぞくきねんび」ネタバレ

携帯の着信

純「あ ちょっと ごめん。 誠ちゃんのお義父さんから。」

謙次「ああ 純さん あの 招待状頂いたんですけど。」

純「すみません あの… 突然勝手なお願いして。」

謙次「ああ いえいえ ただ… 申し訳ないんですけど 忙しくて無理なんです。 そちらに伺うのが。」

純「あの… そこをなんとかお願いできませんか? 愛君も お義父さんのために おいしい料理作るだって言ってますし。 あ 今 誠ちゃんがとなりにいるんで 代わりますね。」

誠「いや ウチはええから。」

純「そんなこと 言わないで ほら 話したいことあるんでしょう?」

誠「もしもし パパ。」

謙次「ああ 誠か あのな パパ どうしても忙しくて。」

誠「別ええから 来んでも パパの顔なんか見たくもないし。」

電話を切る誠

純「ちょっと 誠ちゃん。」

誠「もう お節介やめてくれへん? パパとママなんか ウチのことなんか どうでもええねん。」

純「そんなことないよ。」

誠「そうなんや。 純ちゃん… ウチのお兄ちゃんの方やで 純ちゃんが死ぬまでは 純ちゃんのことばっかり考えて 愛ちゃんが出て行ったら 愛ちゃんのことばっかり考えて。」

誠「ウチは末っ子で しかも女やのに いつも蚊帳の外や 誰も私のことなんか相手にしてくれへん。 おかしいと 思わへん? でも 文句言っててもしゃーないから パパとママの言うこと聞いて 一生懸命 ええ子でおろうと思ったんや もう私は 2人に余計な心配かけへんように強くなろうって思ったんや。」

誠「愛ちゃんが 出て行ってからママに弁護士事務所継げって言われた時も 素直にはいって言ったんや。 それもこれも あの人らに笑ってほしいって 幸せになってほしいって思ったからやないか。」

誠「また いつか みんなで家族みんなで笑える日が来るといいなって 信じたからやないか! そんな人の気持ち知らんと ママとパパは勝手に別れたりして これから ウチにどないせえって 言うん?」

その場をあとにする誠

純「誠ちゃん 待って!」

携帯の着信

多恵子「招待状受け取ったわ。」

純「あの… それで いらして頂けますか?」

多恵子「無理よ そんな暇ないし(電話を切る)」

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