連続テレビ小説「純と愛」137話「かぞくきねんび」ネタバレ

愛「純さん これなんですけど。」

純「は? ああ これ パンダマ?」

愛「やっぱり知ってるんですか?」

純「宮古ではね よく食べるんだよ。 ウチのね裏庭とかにも よくはえてた。」

愛「お義母さんの同級生に苗をもらったんで 育ててみたんです。」

純「うん。」

愛「苦味があるけど サラダに向いてると思うんですよね。」

純「うん。」

愛「やっぱり 宮古の食材を使った方がお客さんも喜んでくれると思うし。」

純「うん。」

愛「あと 看板メニューなんですけど 候補を考えてみたんです。」

純「うん。」

愛「どうですかね?」

純「うん 私が思うに なんだけど。」

愛「はい。」

純「誰しも1度は家で食べたことあるような家庭料理みたいなものがいいと思うんだよね。 あとは なんだろうな クリームシチューと… 愛君のクリームシチューめちゃくちゃおいしいから クリームシチューにしようよ。」

愛「いや… でも それ 純さんが好きなだけな気がするんですよね。」

純「そうなの?」

愛「うん。」

純「まあ とにかくさ 1回作ってみて それをみんなで 試食してもらって それで 多数決みたいな形で決めるのも いいじゃない。」

愛「わかるんですけど それには 1つ問題が…。」

純「うん?」

厨房

愛「食材が これしかないです 今。」

純「これだけ?」

愛「全食材です。 賄い用に安いのを買っておいたんですけど 今は1円でも経費を削減しないとって思って とりあえず これで作ってみますね。」

純「これって…。」

剛「ねえ お姉 お姉。」

純「なに?」

ロビー

剛「あのさ もう時間ないから 俺もう 描くことにしたから。 えーと これは 砂 砂ね。」

純「え? 砂? ちょっと待ってよ そんな ヤケになんないでよ。」

剛「お姉こそさ ホテルの名前 決めたの?」

純「考えてるよ。」

剛「なに?」

純「うんとね パラダイスホテル ホテルパシフィック ホテルカリフォルニア 有頂天ホテル あと…。」

誠「なんか 全部どっかで聞いたような 名前やんな?」

純「やっぱり?」

誠「なあ ホンマにパパとママ来んの? なんなん昨日言っていた 大事なことって?」

純「それは 当日までのお楽しみ ねえ誠ちゃんも考えて一緒に。 なにがいいかな? なにホテル?」

誠「ええ?」

羽純「ねえ じゃあさ 魔法の国なんだから ホテルマジックランドでいいんじゃないの?」

純「ほおー。」

誠「それは 直接的すぎるんじゃん?」

純「じゃあ  愛君の名前を取って ホテル愛。」

誠「なんか ラブホみたいや。」

羽純「ああ じゃあ ほら ホテルJ&Iとかは?」

誠「なんか 意味わからんし。」

羽純「あの さっきから 文句ばっかりつけてませんかね?」

誠「別に私はそんなつもりは?」

純「まあまあまあ 2人とも落ち着いてさ ね? ちょっと?」

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